
新入社員の定着を成功させるポイント Vol.2
「新入社員の定着を成功させるポイント」を全2回に分けてご案内しています。
前回は、①入社初日、②最初の休日前、③入社1カ月後についてお知らせしました。
今回は、④入社3カ月後のフォローについての特集です。
3カ月が経つと、新入社員は業務にも慣れ、日々の仕事がルーティン化してきます。
この時期に「なぜこの会社に入ったのか」「この仕事のやりがいは何か」を再確認することで、長期的な定着につながります。
④ 入社3カ月後のフォロー(定着の決め手)
📌フォローのポイント
✅ 改めてビジョンを確認する
▶ 例:「入社時に話していた目標、少しずつ形になってきていますか?ここまでやってきてどう感じていますか?」
✅ 前職との比較で会社の改善点を聞く
▶ 例:「前職と比べて、こういうところを改善した方がイイという点はありませんか?」
✅ ポジティブな関わりを増やす
新入社員は、まだ仕事の成功体験が少なく、「自分は役に立っているのか?」と不安になりがちです。
「叱るよりも、できたことをしっかり褒める」意識を持ちましょう。
▶ 例:「○○さん、△△の対応すごく良かっですよ!」
「ほめる7:しかる3」の割合を意識し、基本的には「ほめて伸ばす」というスタンスでいきましょう。
そうすることで、新人も自己肯定感を保てて、職場に居場所を感じ、小さな成功体験を積み重ねることが、新入社員の定着につながります。
まとめ :計画的なフォローが定着率を左右する
新入社員の定着には、
①入社初日、②最初の休日前、③入社1カ月後、④入社3カ月後
このタイミングでのフォローが重要です。
✅① 受け入れ体制を整え、安心感を与える
✅② 最初の休日前に不安を解消し、退職リスクを減らす
✅③ 1カ月後に初心を振り返り、目標を設定する
✅④ 3カ月後にやりがいを見出し、職場定着を促す
計画的なフォローで、新入社員が長く活躍できる環境を整えましょう。
より具体的な相談がございましたら、弊所の担当者までお気軽にご連絡ください。
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