旧年中はひとかたならぬご厚情を賜りましたこと厚く御礼申し上げます。

本年につきましても何卒宜しくお願い申し上げます。

　昨年も色々なことがありましたが、楽しいニュースとしては韓国での開幕戦から始まりワールドシリーズまで大谷翔平選手から目が離せない１年でした。　　

　一方、私たち社労士の業界のニュースとしては、楽しいニュースは特にありませんでしたが、チャットGPTなど生成AIが業界をどう変えるのかという話題がよく上がりました。数年前から所内でも何人かが使用し始め、文章作成などに利用しています。近い将来手続き業務、給与計算業務、労務相談業務など多くがチャットGPTなどに取って代わられるでしょう。

　私が開業したのは３０年近く前になりますが、当時は社労士という言葉の認知もままならない状態でした。少しずつ認知度が高まり、労務代行屋さん、助成金屋さん、労務問題に対応する士業となり、ここ数年は特に活躍の場が増えてきたと実感しております。

　今後は手続きなど代行業務や労務相談業務のみならず、採用・定着・教育など人事戦略やWeb勤怠、Web給与明細や従業員データの一元管理ができるソフトの導入支援等のデジタル化戦略など、経営戦略の一部も我々社労士の業務（使命）になるのではないかと思っております。

　このように我々社労士の使命は広がりを見せ、今まで以上に経営にとって欠かせないパートナーになる必要があると認識しております。そのうえで微力ながら少しでも皆様方の経営のお役に立てるよう所内一丸となって頑張りますので、本年も変わらぬご愛顧のほどよろしくお願いいたします。