平素より格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
　早いもので、もう師走になりました。皆様にこの1年の感謝を込めながら弊所の取り組み、方向性についてご報告いたします。

　さて、昨今どの業界も人手不足で採用の難しさを実感されていることと思います。弊所は11月より採用支援事業を立ち上げ、採用につきましても皆様のお役に立てるよう準備を進めているところです。
　一方、「2030年には労働人口の49%が人工知能やロボット等で代替される可能性がある。」と㈱野村総合研究所が2016年に発表しました。その後、ChatGPTの普及によってホワイトカラーの大半が失職するというような記事が出たりと、実際どうなるのかは分かりませんが、劇的に変わっていくことは想像に難くありません。
　弊所は、5年ほど前からRPA（「Robotic Process Automation」の略でPCで行っている事務作業を自動化できるソフトウェアロボット技術のこと）を使って、事務作業の一部の自動化に取り組んでおります。
　ホワイトカラーの仕事が無くなるかどうかは別として、相当な勢いでDX化を進めていかなければ生き残れないと肝に銘じております。
　この数年、弊所の担当者が顧問先の皆様にもWeb勤怠、給与のWeb明細、クラウド型労務管理システムなどのご提案をする機会が増えていると思いますが、顧問先の皆様のDX化の支援も社労士業務の一部と心得て訪問させていただくよう伝えております。

　私が以前に勤務していた会社の上司が、30年以上前に「変動期には、為さざる罪は最大の罪」ということをおっしゃっていたのを思い出しました。
　先が見えない今のような激動期だからこそ、立ち止まるのではなく仮説を立て、それに向かってアクションを起こそうと思っております。

　是非、イデアの取り組みにご期待いただき、引き続きご愛顧くださいますようお願い申し上げます。