令和5年度 被扶養者資格再確認について(協会けんぽ)

令和5年度 被扶養者資格再確認について(協会けんぽ)

協会けんぽでは、被扶養者資格の再確認が毎年実施されており、令和5年度も実施されることになりました。

被扶養者資格の再確認は、被扶養者の現況確認だけではなく、加入者の皆様の保険料負担の軽減につながる大切な確認となりますので、ご理解とご協力をお願いいたします。

1.再確認の対象となる被扶養者

2.被扶養者資格再確認の実施の流れ

協会けんぽから事業所へ「被扶養者状況リスト」を順次送付(令和5年10月下旬~11月上旬)

①対象の被扶養者が現在も健康保険の被扶養者の条件を満たしているかを確認し、「被扶養者状況リスト」に必要事項を記入する。

②確認の結果、扶養から外れる被扶養者の方については、同封の「被扶養者調書兼異動届」を記入し、扶養解除となる方の被保険者証を回収する。

➡上記①②を同封の返信用封筒にて提出する。

確認書類の提出について

被保険者と別居している被扶養者、海外に在住している被扶養者については、「被扶養者状況リスト」に同封されている「被扶養者現況申立書」を記入し、被扶養者要件を満たしていることが確認できる下記書類を併せて提出する。

❏被保険者と別居している被扶養者

 ・・・仕送りの事実と仕送り額が確認できる書類(※1

❏海外に在住している被扶養者

 ・・・海外特例要件(※2)に該当していることが確認できる書類

※1)学生の場合、添付を省略できます。

※2)海外特例要件については、こちら(日本年金機構ホームページ)をご確認下さい。

提出期限:令和5年12月8日(金) 【返信用封筒にて協会けんぽへ送付】

3.その他

●健康保険の被扶養者の範囲や収入などの要件は、こちら(日本年金機構ホームページ)をご覧下さい。

●医療職が新型コロナウイルスワクチン接種業務に従事したことによる給与収入は、特例により被扶養者資格再確認時の収入には算定しません。(詳しくはこちら

●昨年度の被扶養者資格の再確認の結果では、被扶養者から削除となった人が約7.8万人(令和5年3月31日現在)、被扶養者の削除により見込まれる前期高齢者納付金の負担軽減額が9億円程度と報告されており、重要な取り組みになっています。

参考:全国健康保険協会[令和5年度被扶養者資格再確認について]

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