【速報】令和5年度10月以降の最低賃金について
令和5年度の地域別最低賃金額が決定しました。
以前から報道されているように、現在の全国加重平均961円が1,004円に引き上げられることとなります。
そこで、関西の主な地区の最低賃金とその他主要都市の最低賃金をご紹介します。
※( )内の数字は前年度の最低賃金です。
大阪・京都・兵庫・奈良の2023年度最低賃金
- 大阪府:1,064円(1,023円)
- 京都府:1,008円(968円)
- 兵庫県:1,001円(960円)
- 奈良県:936円(896円)
その他の主要都市の2023年度最低賃金
- 東京都:1,113円(1,072円)
- 神奈川県:1,112円(1,071円)
- 愛知県:1,027円(986円)
- 福岡県:941円(900円)
その他の都道府県の最低賃金はこちら:https://www.mhlw.go.jp/content/11302000/001136128.pdf
地域別最低賃金金額改定の目安について
各都道府県の引上げ額の目安については、Aランク41円、Bランク40円、Cランク39円。
※都道府県の経済実態に応じ、全都道府県をABCの3ランクに分けて、引上げ額の目安を提示しています。
現在、Aランクで6都府県、Bランクで28道府県、Cランクで13県となっています。(参考画像参照)
実際には多くの県でこの目安を大幅に上回る引き上げとなりました。
上乗せ額は佐賀県が8円と最も多く、山形や鳥取、島根は7円でした。
7円以上は現行制度となった2002年度以降で初めてです。
地方にあたる「Cランク」の13県のうち、12県が4円以上の上乗せとなりました。
A、Bランクでは大幅な上乗せはほぼない為、最低賃金では大都市と地方の格差が縮んだと言えます。
参考:厚生労働省[全ての都道府県で地域別最低賃金の答申がなされました]
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