令和5年4月1日から雇用保険料率が変更されます
【ポイント】労働者負担、事業主負担それぞれで0.1%上がることになります。
一般の業種の労働者負担分は、5/1,000(0.5%)→6/1,000(0.6%)へ、
事業者負担は8.5/1,000(0.85%)→9.5/1,000(0.95%)へあがります。
令和5年度の雇用保険料率
- 失業等給付等の保険料率は、労働者負担・事業主負担ともに6/1,000に変更に なります。 (農林水産・清酒製造の事業及び建設の事業は7/1,000に変更になります。)
- 雇用保険二事業の保険料率(事業主のみ負担)は、引き続き3.5/1,000です。
(建設の事業は4.5/1,000です。)
雇用保険料率についてのよくある質問
Q1 一般の業種の「一般」って何ですか?
ここでいう一般とは、農林水産・清酒製造、建設の事業以外のすべての業種を表します。
そのため、多くの企業は一般の業種に該当します。
Q2 保険料は具体的にいくら上がりますか?
例えば、一般の業種で30万円のお給料だと、現在、雇用保険料の本人負担額は1,500円となりますので、令和5年4月1日からは300円アップして、1,800円となります。
同時に、事業主が負担する分も300円アップします。
参考:厚生労働省 雇用保険料率について
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