「iDeCo+」(イデコプラス)とは?企業側のメリットは?

「iDeCo+」(イデコプラス)のご案内

画像引用:iDeCo公式サイト

「iDeCo+」(イデコプラス)は、こんな企業様におススメの制度です!

「iDeCo+」(イデコプラス)は、従業員が加入する「iDeCo」(イデコ)に、事業主が掛金を上乗せして拠出できる制度です。

従業員の老後を豊かにできることに加え、事業主が拠出した掛金は全額が損金に算入されるというメリットもあります。

「iDeCo+」(イデコプラス・中小事業主掛金納付制度)の概要

◆事業主要件

企業年金を実施していない従業員300人以下の事業主。

◆労使合意

・事業主掛金を拠出する場合に労使合意が必要です。
・掛金額を変更する場合にも同様の同意が必要です。

◆事業主掛金の拠出対象者

「iDeCo」(イデコ)に加入している従業員のうち、事業主掛金を 拠出することに同意した者。

◆掛金の拠出

掛金は定額です。
・事業主掛金と加入者掛金(従業員の掛金)の合計額は、月額5,000円以上23,000円以下の範囲でそれぞれ1,000円単位で設定可能。
・一定の資格ごとに掛金を設定することも可能。

◆納付方法

事業主掛金と加入者掛金を事業主がとりまとめて納付します。

◆税制上の取扱い

①加入者掛金:小規模企業共済等掛金控除として、全額を本人の所得から控除できます。(控除処理は事業主が行うため、加入者本人の手続きは不要です。)
②事業主掛金:全額を損金に算入できます。

そもそも「iDeCo」(イデコ・個人型確定拠出年金)とは?

●「iDeCo」(イデコ)は、確定拠出年金法に基づいて実施されている私的年金の制度で、自分が決めた額(掛金)を積み立てて運用し、60歳以降に受け取る年金です。

●従業員が加入する「iDeCo」(イデコ)には、以下の3つの税制優遇メリットがあります。
 ① 従業員が拠出した掛金は全額所得控除されます。
 ② 確定拠出年金制度内での運用益が非課税で再投資されます。
 ③ 受給時に所得控除を受けられます。

☛「iDeCo+」(イデコプラス)は、「iDeCo」(イデコ)の仕組みを活用して、「iDeCo」(イデコ)加入者の掛金に上乗せして事業主が掛金を拠出する制度です。

☛「iDeCo+」(イデコプラス)の導入検討にあたって、まずは「iDeCo」(イデコ)の内容をしっかりと把握しておく必要があります。

無料ダウンロードはこちら

今回の内容の事務所だより(労務ROAD)はこちらから無料でダウンロードできます。

お知らせ

★助成金の簡易フローチャートを作成いたしました。

適用できる助成金が無いか簡単にご確認いただけます。詳細はこちらをご確認ください。

★記事のバックナンバーについて

以下のページからご確認いただけます。

過去の号については情報が変更となっている可能性もございますので、最新の情報については弊社までお問合せください。