令和4年10月1日からの雇用保険料率の変更について

令和4年10月1日からの雇用保険料率の変更について

令和4年10月1日から、下記の表の通り雇用保険料率が変更されました。

今回は、年度の途中での保険料率変更となりました。

労働者負担分の保険料率も変更されましたので、給与計算の際にはご注意ください。

令和4年10月1日からの雇用保険料率

令和4年10月1日~令和5年3月31日

(赤字は変更部分)

 R4.10.1~の保険料率R4.9.30まで
一般の事業 13.5/1000
労働者負担:5/1000
事業主負担:8.5/1000
 9.5/1000
労働者負担:3/1000
事業主負担:6.5/1000
農林水産・清酒製造の事業 15.5/1000
労働者負担:6/1000
事業主負担9.5/1000
 11.5/1000
労働者負担:4/1000
事業主負担:7.5/1000
 建設の事業 16.5/1000
労働者負担:6/1000
事業主負担:10.5/1000
 12.5/1000
労働者負担:4/1000
事業主負担:8.5/1000

 10月1日からは、労働者負担分の雇用保険料率も変更されました。

 10月1日以降、給与計算の際にはご注意ください。

控除する雇用保険料率を変更するタイミング

雇用保険料率を変更するタイミングは、10月1日以降に締め日が到来する給与からです。

 

【例①】15日締め当月25日払い⇒10月25日支給分から変更

【例②】末締め翌5日払い⇒11月5日支給分から変更

参考:二段階での保険料引き上げ

令和4年度(令和4年4月1日~令和5年3月31日)の雇用保険料率については、

前年度(令和3年度)と比べて、二段階での引き上げとなりました。

 

【第一段階の引き上げ】令和4年4月1日から、事業主負担分のみ

【第二段階の引き上げ】令和4年10月1日から、労働者負担分・事業主負担分とも

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